2011年12月12日月曜日

福祉まつり改め…虹色フェスタ!

11月13日(日)、東浦町社協で開催された福祉まつりに私たちまどかも出店してきました。今年から福祉まつりは“虹色フェスタ”と名前が変わりました。子どもも大人も高齢者も障がい者も外国人も色々なカラーの人が参加できるようにと願いが込められています。また震災の被害を受けた岩手県大船渡市と東浦町はゆかりがあり、出店者皆で大船渡市に向けてのエールがプリントされたTシャツを着る事となりました。

 このようにいつもとは一味違う福祉まつり(虹色フェスタ)ですが、まどかからは、スイートポテト、織物作品、(写真1)、千日紅のブーケとポプリ(写真2)を販売しました。
スイートポテト、織物作品
(写真1)


千日紅のブーケとポプリ
(写真2)

 特にアロマで香り付けされた千日紅のポプリは人気が高く、一人で十個以上買われていく方もおり、お昼頃には完売していました。また、スイートポテトや千日紅のブーケも順調に売れていき、夕方には見事完売しました。(写真3)


(写真3)

   今年はいつもより華やかだったまどかのお店。来店していただいた方には目で楽しんで、香りで癒して、味で満たす事ができたのではと思います。また来年も来てくれた方が楽しめるお店を出せたら良いなと思います。

稲生直幸

2011年11月18日金曜日

まどかに新しい仲間がやってきた!

H23年10月3日からまどかで生活しています。養護学校を卒業してK市の児童の施設で生活していたのですが、T市在住の家族の希望もあり、有期限でまどかで生活することになりました。
 2年程前はぽっちゃりしていたのですが、現在はスマートになり、歩きかたや表情がとっても精悍な19歳の男性です。しかし大変シャイな方なので活動の時間以外はすぐに2階の自室に入ってしまいます。
                               
 まだ1カ月しかたっていないということもあり、周囲の状況にも他の利用者さんや職員さんにもまだ慣れていない様子です。まどかの利用者にはいないタイプ。そんな新しいメンバーが増えたまどかを、今後ともよろしくお願い致します。          


秋元保孝

2011年10月31日月曜日

その名も、「女子会のウエス大行進」!!その2 (お知らせ配布編)

 9月第4週の水曜日、以前のブログでお話しさせていただいた、「女子会のウエス大行進」のお知らせを配りにまどかの利用者さん3名と支援者1名で行ってきました。
 利用者さんには、①団地内の地図を持ち、皆を誘導していただく方、②ウエスを入れる袋を持っていただく方、③その袋を各ご家庭のポストに入れていただく方、の3つの役割を交代で行っていただきました。
 当日は天気にも恵まれ素敵な散歩日和となり、みなさん元気に配ってらっしゃいました。団地内の方ともお話をさせていただく事ができ、しっかりお知らせをできたと思います。


 このようなものを投函させていただきました。

いよいよ、次回は10月21日に行われた始めてのウエス大行進についてお話をさせていただきたいと思います。こうご期待!

中村章吾

2011年9月16日金曜日

 現在、まどかには10月から今年度末までの半年間をかけて実行しようとしている一大プロジェクトがあります。その名も「女子会のウエス大行進」です。
 「女子会のウエス大行進」とは、まどか日中活動グループの「女子会」の皆さんが相生の丘団地をところ狭しと歩き回り、ウエスの材料となる衣類を一軒一軒回収させていただこう、というプロジェクトです。回収メンバーはこちらの方々。みなさん、今にも回収するぞ、といった表情をされています。


 まどかでは日中活動の一つにウエスの裁断作業があります。しかし、利用者さんがとっても一生懸命に作業をしてくださるので、ウエスの材料となる衣類が足りない事もしばしば…。そこで、相生の丘団地の皆さんのいらなくなった衣類を、利用者さんと回収させていただく事はできないかと考え、「女子会のウエス大行進」が立ち上がりました。
 10月のスタートに向けて計画中で、相生の丘団地の皆さんには回覧板でお知らせをさせていただきました。利用者さんと一緒に準備を頑張りたいと思います。
 次回は、団地の皆さんへのお知らせを配りに行くお話をしたいと思いますので、こうご期待。

中村章吾

2011年8月19日金曜日

芸術の秋へ

 まどかにはいくつかの日中活動があり、利用者さんはご自分にあった活動にそれぞれ参加されています。今回はまどかアート活動のお話をします。

 さて暦の上では立秋も過ぎました。
 芸術の秋とはよく言われますが、“まどかアート”の作家さんは1年通して絵画や書の道にいそしんでいます。
クレヨンをキャンバスに自由に走らせる人や色鮮やかに塗り広げる人、

また思いある言葉を迅速一気に書きあげる人など作品は多彩です。

ちぎり絵もあります。

 たくさんの作品が集まったら作品展でもしましょうかと作家さんに提案しているこのごろ。 ご覧になられたみなさんの秋はどんな芸術を楽しまれるのでしょうか。
沓名哲夫

2011年7月7日木曜日

てんかん学習会

 6月16日(木)に「まどか てんかん学習会」がありました。昨年に引き続き今年で2回目です。今回も講師に森川建基先生(森川クリニック:てんかん科 院長)をお招きすることができました。

 昨年開催の折、まどかのご家族より「先生のお話を聞かせてもらえないか」という要望があったとのことで、今回はまどかの職員だけでなく、まどかのご家族、さらには法人内の他事業所職員にもお声をかけさせていただきました。おかげ様で、昨年より7名も多い27名の方が参加されました。

 さてさて、ここまどかには、職員必読の書「てんかん発作 こうすればだいじょうぶ」というDVD付きのテキストがあります。そのDVDの映像を交えての講義では、発作のイメージがつかみやすく、対応の仕方についても映像があったため、初めての人にも分かりやすかったのではないでしょうか。
 参加されたご家族の方では、先生のお話を聞いて、ご家族同士で「あぁ、そうだったね」と、実感を持ってうなずかれている姿が印象的でした。そんなご家族の様子を感じながら、私たち職員には想像もできない程のご苦労があったのだろうと思い、まどかの職員として少しでも共有できたらいいなという気持ちが新たに生まれてきました。

 学習会の方は、先生の穏やかな語り口調の中、終始和やかな空気が流れていました。先生のお話を聞けるまたとない機会、参加された皆様それぞれにとって貴重な時間となったことでしょう。私自身も、日々の支援の中で、今回感じたことを活かしていきたいです。

間瀬 啓介

2011年6月16日木曜日

 まどかの利用者さんは火災による避難訓練は毎年2回行っているので少し理解できても、地震による避難訓練はやった事がなく、目に見えないシミュレーションは彼らの受け入れもかなり難しいものがあるような気がします。しかし、何かを伝えなければならないという思いから今年度より、月1回の割合でミーティングにおいて地震が発生したらどうするのか?利用者さんに映像を交えて伝える予定をしています。
 それと並行して防災倉庫には水や乾パンなどを常備しています。
 しかし、問題は殆どが自閉症の利用者さんで占めるまどかにおいて、地震による倒壊はなかったとしても、ライフラインがストップしてしまったら精神的なストレスによるパニックは避けられないということです。そしてそれが原因で生命を脅かす事があるかもしれません。
なんとか日頃の訓練でその様な状況だけは避けたいものです。

6月例会にて行われた炊き出しの様子
同じく例会に来た地震体験車の前で

まどか 防災担当者 秋元保孝