2011年4月20日水曜日

第7回まどか自閉症勉強会~PECS基本を学ぼう

この度の東日本大震災に遭われた皆さまへお見舞い申し上げますとともに、被災された仲間が一刻も早くいつも通りの暮らしを取り戻せるようにと心から願っております。

さて、まどかでは、毎年ほぼ2回ペースこの勉強会を開催してきましたが早いもので7回目を迎えました。今回は正職、パート職員を含め20名程が参加しました。






 










PECS (Picture Exchange Communication System)日本語で「絵文字交換式コミュニケーションシステム」と訳されます。自閉症やその他のコミュニケーション障がいを伴う子どもや大人が自発的にコミュニケーションできるようにするため、1985年に開発されたトレーニングプログラムです。まどかは日ごろの支援で部分的に取り入れていましたが、ほとんどの職員はPECSについて特別学んだ事がないのが現状でした。
今回は私が昨年の秋に研修で学んだ内容の基本部分を簡単にお伝えし、日ごろから自閉症支援でお世話になっている、鈴木小波さんにアドバイスをいただきながら進めました。

















始めの30分は概要の説明で、専門用語も多く、難しい面もあったかもしれませんが、後半は、実際のトレーニングを体験していただきました。グループに分かれて、生徒役・先生役・手助け役を皆さんが体験し、分からない事は鈴木さんにアドバイスを頂きながら参加者全員が、いきいきと楽しみながら行う事が出来ました。

















2時間という短い時間でしたが、職員それぞれが、新たな事を学べたのではないでしょうか?今後も利用者さんの困り感に寄り添う事を大切にし、専門的な知識を上手に活用することで、安心した生活に結びつくことを願っています。

三宅 徹

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